No.795(10.02.09)

 

■巻頭企画 Close Up−

   「都道府県構想」 28道府県が通知受け改訂作業中
    
策定済み5県の事例分析 農業集落排水計画の規模縮小続く 
  

各都道府県が管内全域を対象に、各種汚水処理施設の役割分担や中長期的な整備計画を定めた「都道府県構想」。平成19年に出された関係3省の連名通知を受けて、28の道府県が現在、この改訂作業を鋭意進めている。汚水処理施設が未整備の区域について、最適な整備手法を再設定するのが中心的な作業内容だが、この過程において農業集落排水の今後の整備計画はどのような影響を受けるのか。全国の構想見直しの最新状況をまとめるとともに、すでに作業を終えて新構想に移行済みの5県の事例を紹介する。

■データ・ファイル

   農業集落排水事業 全採択地区の施工実績一覧

    ◆管路・処理施設の施工状況・主要施工業者など◆
    第6回:東海ブロック(岐阜〜三重)【本誌調べ】
    

本誌独自調査のデータに基づく、農業集落排水事業採択地区の施工実績特集の第6回目。今回は東海農政局管内3県(岐阜・愛知・三重)の全採択地区(計519地区)について、設計業務着手年度、管路および処理施設工事の着手(予定)年度と主要施工業者名、供用開始(予定)年度などを、事業完了箇所も含め一覧で紹介する。

■中央省庁/関連団体

   国交省●下水道と農業・漁業集落排水施設の接続状況

■列島トピックス

   青森県板柳町●板柳中央地区集排 第2期事業に来年度から
   群馬県太田市●市内3番目の切替改築 来年度採択を要望中
   神奈川県平塚市●吉沢地区集排 2期事業の来年度着手めざす
   兵庫県多可町●旧加美町の4集排施設 監視システム導入へ
   市町村合併(22年2月1日)●愛知県豊川市/福岡県八女市
   SHORT NEWS FILE
   茨城県筑西市/石川県津幡町/三重県明和町/佐賀県嬉野市

■最新プロジェクト紹介

   福島県須賀川市●大桑原地区(21年度採択)
   愛知県豊橋市●嵩山1期地区(21年度採択)
   沖縄県与那国町●比川地区(21年度採択)

■バイオマス

   資源循環センター●21年度バイオマス塾発表会 3月23日に開催
   農水省●3市町のバイオマスタウン構想を新たに公表
   日本有機資源協会●1月27日 第51回バイオマスサロンを開催

■資料/統計

   全国市町村別水洗化状況・施設別内訳〈環境省まとめ〉
    第2回:福島県〜東京都 19年度現在



  

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