No.657(05.07.19)

【巻頭企画】Close Up

汚水整備交付金 181市町村で浄化槽整備を計画

5ヵ年の総事業費405億円、今年度は168団体に16億円交付

今年度新たに制度化された「汚水処理施設整備交付金」を受けて、汚水処理施設整備の一環として浄化槽設置事業を計画している全国181市町村の事業内容などを取りまとめた。本誌集計によると、今後5ヵ年(17?21年度)の計画期間中に、これら181市町村によって約7万基の浄化槽が新設される見通しであり、この間に想定される総事業費は約405億円。現内示段階では、今年度からただちに交付金事業を開始するのは168市町村で、今年度は事業費ベースで50億円相当の事業実施が見込まれ、この1/3に相当する約16億円の交付金が各市町村に交付される。

【中央省庁/関連団体】

内閣府●特区・地域再生などに係る提案 6月分を公表
汚水整備交付金の制度改善など、計317案件

【列島トピックス】

栃木県小山市●延島地区集排が供用開始、8日に通水式挙行
静岡県熱海市●漁排・初島地区 処理方式に膜分離法を採用
処理施設に今年度着工 19年1月供用目標
三重県伊賀市●西山地区集排 自然浄化施設を今年度施工
兵庫県●1.5億円以下のコミプラ基幹改修に県費助成
徳島県由岐町●2番目漁排・志和岐地区が今年度新規採択
SHORT NEWS FILE
福島県白河市/栃木県二宮町/三重県伊賀市/佐賀県唐津市/佐賀県有田町

【最新プロジェクト】

茨城県八郷町●恋瀬1期地区(一般:16年度採択)
長野県飯田市●米川野池芋平地区(一般:16年度採択)
山口県錦町●宇佐郷地区(一般:16年度採択)

【業界動向】

鶴見製作所●テエラ分離と事業の一部譲り受けで合意

【資料/統計】

農業集落排水事業の経営指標の概況〈総務省まとめ〉
第4回:岐阜県〜三重県の全131事業 15年度現在
特許出願公開・公告案件〈日本特許情報機構〉

【バイオマス】

日本有機資源協会●7月12日 第22回バイオマスサロンを開催
日本有機資源協会●第23回バイオマスサロン開催要領

 

[HPに戻る]