No.537(03.02.11)

【巻頭企画】Close Up

集排協 先月16日、「ディスポーザー利用研究会」を発足

集排施設の受益地にディスポーザを設置し実地調査

社団法人日本農業集落排水協会は昨年12月16日、農業集落排水施設におけるディスポーザ利用技術を研究するため、「ディスポーザー利用研究会」(会長:黒澤正敬理事長)を発足し初会合を開催した。農業集落排水施設の受益地にディスポーザを実際に設置し、生活環境面への影響や、集排施設に係る負荷、汚泥の資源循環利用における影響などについて、実地調査によるデータ収集を行うとともに、調査結果を踏まえ、今後のディスポーザ利用を促進するために必要とされる対策や、維持管理手法などを検討する。

【中央省庁/関連団体】

農水省●農業集落排水事業 15年度事業費は1580億円
総務省●15年度下水道債計画 農業集排に994億円

【列島トピックス】

岩手県陸前高田市●広田地区漁排 来年度着手に向け調査設計中
秋田県西仙北町●資源循環施設整備 15年度着手めざし準備
群馬県前橋市●荒砥北部地区集排の15年度新規採択めざす
富山県平村●集排・浄化槽汚泥など下水処理場で一体処理
兵庫県加美町●稼動中集排2地区 15年度から改築実施へ
熊本県宇土市●網田漁港 漁排処理施設用地は埋立で確保
SHORT NEWS FILE
北海道福島町/岩手県大船渡市/茨城県桂村
岐阜県丹生川村/大分県日田市

【最新プロジェクト紹介】

青森市●桑原地区(一般:14年度採択)
兵庫県加古川市●磐西地区(一般:14年度採択)
熊本県相良村●川地区(一般:14年度採択)

【資料/統計】

特許出願公開・公告案件【日本特許情報機構】

【データファイル】

漁業集落排水事業実施中箇所の整備進捗状況-本誌調べ-

全国の施工中・未着工施設、145地区の現況一覧

本誌356号・漁業集落排水事業特集では、事業採択済みの全国の漁業集落排水施設整備箇所・全386地区に関する事業計画概要、管路・処理施設の施工計画および主要施工業者などについて一覧で報じたが、今回はこれらの中から、平成14年度現在で漁排施設の整備中箇所、あるいは事業採択を受けていながら未着工となっている箇所を取り上げ、最新の進捗状況を紹介する。

 

[HPに戻る]