No.664(05.09.13)

【巻頭企画】Close Up

バイオマス関係予算 18年度要求総額292億円【農水省】

5.2%増 広域連携バイオマス利活用推進事業の創設など要望

農水省は平成18年度のバイオマス関係予算として総額292億4300万円(対前年度比5.2%増)を要望した。このうち17年度に創設された「バイオマスの環づくり交付金」には、11.4%増の160億2400万円を計上。新規要望事項については、外食産業などの食品事業者などが都道府県界を越えて食品廃棄物の有効利用を行う場合、関係者間の協働体制の構築、利活用プランの策定などソフト的な取り組みに対し、費用の1/2を国が直接補助する「広域連携等バイオマス利活用推進事業」の創設などを盛り込んでいる。

【中央省庁/関連団体】

環境省●浄化槽関係予算 18年度要望額の事業別内訳
環境省●中環審浄化槽専門委員会が中間取りまとめ
環境省●8月26日 浄化槽推進室長に松原徳和氏就任
環境省●水環境部の18年度予算 総額32.2億円を要求

【列島トピックス】

青森県福地村●未着手集排・杉沢地区を廃止、浄化槽で対応
山形県戸沢村●農業集落排水計画は全5地区、うち未着手2
群馬県前橋市●大型集排汚泥堆肥化施設 着工は来年度以降
和歌山県九度山町●集排計画は全4地区 未着手は古沢と繁野
市町村合併(平成17年9月12日)●茨城県古河市
SHORT NEWS FILE
福島県会津坂下町/静岡県掛川市/三重県伊賀市/鳥取県米子市/広島県尾道市

【最新プロジェクト】

群馬県伊勢崎市●西野地区(一般:16年度採択)
山口県柳井市●殿畑地区(一般:16年度採択)
大分県国見町●熊毛地区(一般:16年度採択)

【資料/統計】

農業集落排水事業の経営指標の概況〈総務省まとめ〉

第7回(最終回):福岡県〜沖縄県の全187事業 15年度現在

【データ・ファイル】

全国市町村の汚水処理施設整備事業実施状況

第5回:東海ブロック(岐阜〜三重)の全165市町村

前号に引き続き、市町村別の各種汚水処理施設整備事業(公共下水道、特定環境保全公共下水道、農業集落排水、漁業集落排水、コミュニティ・プラント、合併処理浄化槽)の実施状況(平成17年度新規着手箇所を含む)を一覧で紹介する。今回は東海農政局管内3県(岐阜〜三重)の計165市町村が対象。

 

 

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