No.606(04.07.06)

【巻頭企画】Close Up

16年度採択・機能強化対策58地区の概要【前編】

東日本31地区:防食・脱臭が大半 大規模改築は3地区

国庫補助を受けて既設の農業集落排水施設の改築更新を行う「機能強化対策事業」として今年度、全国で58地区が新たに事業採択された。これら今年度の機能強化着手58地区について、本号から2回に分けて事業概要を紹介する。前編の今回は、東日本ブロックの31地区が対象。

【中央省庁/関連団体】

集排協●1日 地域資源循環技術センターに名称変更
「地域資源循環研究所」内に1室2部を設置
バイオマス利活用の推進に向け、業容拡大
集排協●設計施工技術研修会を7月29〜30日に開催
日本有機資源協会●第10回バイオマスサロンを7月22日に開催

【列島トピックス】

北海道妹背牛町●個別排水に代わり、浄化槽市町村整備に着手
北海道中川町●未整備・佐久地区 整備手法の検討に着手
福島県新鶴村●新鶴地区集排 コスト縮減狙い計画規模縮小
神奈川県●4市町に6地区・6000人の集排計画設定
京都府夜久野町●農集排資源循環利用シンポジウムを9月に初開催
民間・自治体関係者の講演・報告など 近く参加募集開始
鳥取県倉吉市●志村地区集排 処理施設建設に今年度から
熊本県本渡市●市初の漁排・佐伊津地区が16年度新規採択
市町村合併(16年7月1日)●青森県五戸町
SHORT NEWS FILE
秋田県河辺町/栃木県大平町/岐阜県飛騨市/鳥取県米子市/沖縄県南風原町

【資料/統計】

農業集落排水事業の経営指標の概要〈総務省まとめ〉
第4回:岐阜県〜和歌山県の全289事業 14年度現在

【データ・ファイル】

全国市町村の合併浄化槽整備人口・整備率

第5回:中国四国ブロックの526市町村【平成14年度末現在】

前号に引き続き、全国市町村の合併処理浄化槽による整備人口とその事業別内訳(公共設置型事業、個人設置型事業など)、行政人口から割り出した整備率を紹介する。連載5回目の今回は、中国四国ブロックの9県、計526市町村の整備状況について掲載。

 

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