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国交省OB・増田隆司氏が熱量を込めて下水道事業の本質を解説。すべての関係者に役立つ情報が一冊に。[令和6年2月1日発刊

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『下水道情報』連載コーナー、谷戸善彦氏「下水道の散歩道」(第1回~第63回)が冊子「下水道インフラの未来への提言 ~下水道の散歩道より~」になりました。(上の表紙写真をクリックするとPDFが開きます)


公共投資ジャーナル社は国土交通省・日本下水道協会が運営する「下水道全国データベース」にコンテンツ協力しています。




Technologies & Products,etc 2025 下水道展必見の技術・製品等 上下水道情報「下水道展 ’25大阪」臨時増刊より(2025/7/29)

As a supporter 下水道事業をサポートする関連団体の取り組み 上下水道情報「下水道展 ’25大阪」臨時増刊より(2025/7/29)




下水処理後の汚泥を燃料や肥料に「再生」 エネルギーコスト抑制や食料安全保障に寄与(9/14 産経ニュース)
水道支出、21都市で2倍超 目立つ格差、値上げで家計圧迫(9/13 共同通信)
埼玉県八潮市の道路陥没事故を踏まえた第8回有識者委員会を開催します(9/17)(9/12 国交省上下水道審議官グループ)
マレーシアとの水分野に関する協力を促進(9/12 国交省河川計画課)
新たな「土地改良長期計画」を策定しました(9/12 農水省設計課計画調整室)
神鋼環境ソリューション社長・奥村英樹「環境関連技術で生活を支え、脱炭素において 『頼りになる会社』を目指していきたい!」(9/12 財界ONLINE)
坂出市に第四工場を建設(9/11 石垣)
北陸農政局 内灘排水機場(石川県)の大型排水ポンプ5台を受注(9/11 荏原製作所)
東京都水道局 2浄水場を報道陣に公開 境は30年代早期に再整備完了(9/11 日刊建設工業新聞)
令和7年度(第18回)国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」表彰式について(9/10 国交省上下水道企画課)
国内トップレベルのリン回収能力を実現! 東灘処理場リン回収設備増設工事を受注(9/10 水ingエンジニアリング)
六十谷第2浄水場(和歌山県)の東施設ポンプ機械設備工事を受注(9/10 荏原製作所)
IBIS2による下水道インフラ点検を全国各地で確立 これまでの実績を振り返り(9/10 Liberaware)
「下水汚泥の価値知って」水稲試験重ね肥料登録 長野県南安曇農業高校(9/10 日本農業新聞)
水道事業に係る事業評価手法について検討します~「第1回水道事業の評価手法に関する研究会」の開催(9/12)~(9/9 国交省水道事業課)
大阪府、大井水みらいセンター汚泥処理施設包括管理で落札決定(9/9 日刊建産速報)
川崎市、下水道管理に「デジタルツイン」活用 名古屋大学と共同で予兆保全目指す(9/8 ZDNET Japan)
老朽化した下水道「掘らずに蘇らせる」最先端技術とは(9/8 賢者の選択サクセッション)
下水処理の消化ガスで発電 売却し有効利用 函館市企業局/北海道(9/7 函館新聞)
ゲームが土木を救う?  明電舎が下水処理のゲームアプリ開発(9/5 日経クロステック)
埼玉八潮 道路陥没 “硫化水素で腐食の下水道管が原因”(9/4 NHK)
ベトナム国ハノイ市最大の大規模下水処理場が完工(9/3 JFEエンジニアリング)
相模原 東京電力の工事中に下水道管損傷 地下水など流れ込む/神奈川(9/3 NHK)
酒田地区広域行政組合より汚泥再生処理センター施設整備事業を受注(9/2 カナデビア)
日本列島で道路陥没事故が「1日7件」起きている…「下水道管の腐食リスク」が全国一深刻な都道府県の名前(9/2 プレジデントオンライン)
宇宙新興の天地人が7億円調達 水道管の漏水リスク検知、海外にも拡大(9/2 日本経済新聞)
日本国環境省とインド共和国ジャル・シャクティ省との間の 「分散型生活排水管理分野における協力覚書」の更新について(9/1 環境省浄化槽推進室)
停電時でもLPガス発電機で給水、排水するソリューションの提供を開始(9/1 荏原製作所)
下水道クライシス 都市部に潜む危機 あなたのまちは? (9/1 NHK)
下水道事業の「人手不足」明らかに 業務に遅れも NHK調査(9/1 NHK)
「東京湾大感謝祭2025」を開催します!(9/27~9/28)(8/29 国交省海洋・環境課)
宍道湖西部浄化センターから新たな肥料が完成しました(8/29 島根県宍道湖流域下水道事務所)
ラオス人民民主共和国の「首都ビエンチャン上水道拡張事業(CP-1)」を受注(8/29 クボタ)
町田市のごみ処理施設で「リチウムイオン電池」検知実験 製品化も/東京(8/29 相模原町田経済新聞)
岸和田市、下水道事業ウォーターPPP 3月頃方針決定 26年度末までに公募開始/大阪(8/29 日刊建産速報)
ウォーターPPP可能性 26年度サウンディング/群馬県下水環境課(8/29 群馬建設新聞)
Liberawareと韓国の上下水道AI・ロボット企業Morphing Iが業務提携に関する覚書を締結(8/28 Liberaware)
第109回バイオマスサロンを2025年10月6日(月)に開催します(8/28 JORA)
事業費106億円に倍増 工事期間最大で2年延伸 八王子市の北野下水処理場解体/東京(8/28 建設通信新聞)
福島県浪江町から「小野田系統配水管布設工事(第3期)」を受注(8/27 クボタ)
家庭用水循環システムを実証実験 生活排水を浄化し再利用/広島県竹原市(8/27 広島テレビ)
国内初の「浸透圧発電」、福岡市に110kWの施設稼働(8/27 日経BP)
令和8年度上下水道関係予算概算要求の概要(令和7年8月)を掲載しました。(8/26 国交省上下水道審議官グループ)
老朽水道管更新へ補助拡充 埼玉陥没事故受け国交省概算要求(8/25 共同通信)
令和7年度下水処理のDX及び省エネ化に関するFS事業の公募開始について(8/25~9/16)(8/25 環境省地球温暖化対策事業室)
令和7年度廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築促進事業の三次公募について(8/25~9/19)(8/25 環境省廃棄物適正処理推進課)
令和6年度末の汚水処理人口普及状況について(8/22 国交省下水道事業課)
ベトナム国ハノイ市エンサ下水道整備事業エンサ下水処理場の完工式が開催されました(8/22 国交省上下水道企画課)
クボタは四足歩行ロボ開発…下水処理の維持・管理、省人化技術開発を急げ(8/22 ニュースイッチ)
「次世代の水インフラ」に関する研究テーマを募集(7/22~9/19)(7/22 クボタ)
脱炭素先行地域(第7回)募集について(10/6~10/15)(7/8 環境省地域脱炭素事業推進課)
令和7年度バイオマス産業都市構想の提案を募集します(6/20~10/31)(6/20 農水省環境バイオマス政策課)


上下水道情報plus 上下水道情報プラス ktjplus
■更新情報
2025/09/05 「目次情報」ページ更新しました(上下水道情報)。
2025/09/05 「ヘッドライン」(上下水道情報 掲載記事ダイジェスト)更新しました。
 ○令和8年度上下水道関係予算概算要求
 ○農業集落排水 令和5年度現在の施設概況と維持管理費
2025/09/05 「最新コラム」更新しました。
 ○「流域下水道は「地下に潜む手負いの龍」との指摘」(上下水道情報 第2028号より)
2025/09/02 「目次情報」ページ更新しました(環境施設)。
2025/08/19 上下水道情報「水道展特集」掲載号 記事原稿募集ページ掲載しました。
2025/08/08 「ヘッドライン」(上下水道情報 掲載記事ダイジェスト)更新しました。
 ○就任インタビュー 国土交通省上下水道審議官 石井 宏幸 氏
 ○農業集落排水 市町村別水洗化人口・水洗化率
2025/07/29 上下水道情報「下水道展 '25大阪」臨時増刊関連トピックスページ掲載しました。
 ○Technologies & Products, etc 2025 下水道展必見の技術・製品等
 ○As a supporter 下水道事業をサポートする関連団体の取り組み
2025/07/04 「ヘッドライン」(上下水道情報 掲載記事ダイジェスト)更新しました。
 ○本紙調べ 下水道管路の全国特別重点調査にかかる発注状況
2025/06/13 「書籍・商品のご案内」、商品案内ページ更新しました。
 ○下水道プロジェクト要覧【令和7年度版】
2025/07/04 「ヘッドライン」(上下水道情報 掲載記事ダイジェスト)更新しました。
 ○JS 令和6年度機械・電気設備工事の業者別受注高ランキング
 ○農業集落排水 水洗化率87.5%、経費回収率56.9%
2025/02/17 「書籍・商品のご案内」、商品案内ページ更新しました。
 ○下水処理場ガイド2025 / 汚泥焼却炉・炭化炉調査2025
2025/01/09 「書籍・商品のご案内」、商品案内ページ更新しました。
 ○下水道事業における管きょ更生工法に関する実態調査レポート Excel版
2024/12/13 「書籍・商品のご案内」、商品案内ページ更新しました。
 ○吉村和就著「GWN(グローバル・ウォーター・ナビ)」を読み解く
2024/12/03 「書籍・商品のご案内」、商品案内ページ更新しました。
 ○下水道事業における管きょ更生工法に関する実態調査レポート 2024年度版
2024/11/15 「書籍・商品のご案内」、商品案内ページ更新しました。
 ○下水道事業主体連絡先一覧【2024年度版】
2024/05/20 「書籍・商品のご案内」、商品案内ページ更新しました。
 ○下水道ポンプ場ガイド2024
2024/05/17 「書籍・商品のご案内」、商品案内ページ更新しました。
 ○農業集落排水事業データファイル2024
2024/02/08 書籍「元気が出る下水道」正誤表、掲載しました。
2024/01/22 「書籍・商品のご案内」、商品案内ページ更新しました。
 ○元気が出る下水道(増田 隆司 著)
2023/05/29 「書籍・商品のご案内」、商品案内ページ更新しました。
 ○下水道イノベーションセミナー@本郷 講演集
 (東京大学下水道システムイノベーション研究室 滝沢 智・加藤 裕之 編著)

■書籍・商品のご案内

令和7年6月13日発刊
下水道プロジェクト要覧【令和7年度版】
主要都市・流域下水道編


主要都市と流域下水道の令和7年度下水道事業計画を独自調査し、事業主体・流域別の建設事業費や主な事業内容などを収録しました。また、交付金等の箇所別配分額など下水道関連予算の解説も合わせて掲載しています。
→詳細はこちら


令和7年2月同時発売
下水処理場ガイド2025【PDF版 / Excel版】
小社が所蔵する約2,150処理場の詳細データを収録


全国約2,150処理場の計画諸元、主な設計・施工業者、主要設備の設置状況などをまとめました。運転管理方式、PPP/PFI手法の活用、広域化・共同化、創エネ・再エネ、注目テーマの実施・検討状況も収録。約2,150処理場のうち約1,700処理場については今回調査でデータを更新。新たにウォーターPPP の検討状況、官民連携による用地活用、耐水化・耐震化の取り組み、現有の水処理・汚泥処理・電気各設備のメーカー名も調査に加えて充実を図りました。


汚泥焼却炉・炭化炉調査2025【Excel版】
焼却炉・炭化炉の動向や農業利用、脱炭素に向けた取り組み

13 年ぶり3 回目となる「下水汚泥の焼却炉・炭化炉等の全国実態調査」。焼却炉や炭化炉等を設置または焼却処理を計画に組み込んでいる115 の事業主体を対象に、現有施設の状況をはじめ、事業実施方式や、焼却処理の今後、下水汚泥の農業利用、脱炭素に向けた取り組みについても調査を実施しました。これらの回答をベースに独自取材も加えて約200施設を収録。
→詳細はこちら


令和6年12月16日発刊/Excel版:令和7年1月14日発売
下水道事業における
管きょ更生工法に関する
実態調査レポート
2024年度版
○更生工事実績、主な採用工法、今後の事業見通し
○「配置予定技術者」「資格制度の活用」に関する調査結果


全国約370の地方公共団体における更生工事の実績や特徴、主な採用工法、ストマネ計画等における今後の事業見通しを調査し、全国的な傾向や特徴を整理、分析するとともに、各都市の個別回答をまとめました。また、更生工事における「配置予定技術者」および「資格制度の活用」に関する調査を行いました。

【Excel版】
上記の書籍制作にあたり、弊社が毎年、全国の地方公共団体を対象に実施している「下水道事業における管きょ更生工法に関する実態調査」の結果を団体別に一覧表形式で整理したExcel データです。用途に応じて、検索・集計・編集・加工等が可能です。

→詳細はこちら


令和6年11月15日リリース

下水道事業主体連絡先一覧【2024年度版】
下水道担当セクション名、庁舎住所、電話番号の一覧をExcelデータでご提供

下水道事業を実施する地方公共団体等の下水道担当セクション名、庁舎住所・電話番号を調査し、一覧表の形でまとめました。部局の統廃合などにより見えづらくなっている下水道担当セクションが一目瞭然となり、日々の営業活動をサポートするツールとしてご活用いただけます。なお、地方自治体等に加え、国や関係団体についても庁舎住所、電話番号を掲載しました。Excelファイルでお手元にお届けします。
→詳細はこちら


令和6年10月17日発刊【電子書籍】
吉村和就著
「GWN
(グローバル・ウォーター・ナビ)」を読み解く

世界の水危機・水災害、水ビジネスの新潮流


小社『上下水道情報』人気連載を電子書籍化。日本を代表する水ジャーナリスト・吉村和就氏の連載を完全収録し、独自解説と著者コメントを加えてテーマ別に再構成。水ビジネスのヒントあふれる一冊!
→詳細はこちら


令和6年5月20日発売
下水道ポンプ場ガイド2024【PDF版 / Excel版】
汚水・雨水ポンプ場の計画概要、設備のスペック、メーカーなどを調査
約3,300施設の独自調査データを収録


汚水中継ポンプ場および雨水排水ポンプ場の計画概要、設備のスペック、メーカーなどを調査。約3,300施設の独自調査データのほか、約600施設の基礎項目(公表情報)も収録しました。閲覧しやすい「PDF版」と編集・加工が可能な「Excel版」でご提供いたします。
→詳細はこちら


令和6年5月17日リリース
農業集落排水事業データファイル 2024
全採択地区の計画概要・施工実績 機能強化対策の内容も収録

令和6年3月現在で事業着手済みとなっている農水省所管・農業集落排水施設整備地区(5354地区)について、各地区の計画概要、事業スケジュール、施工実績などの詳細情報を、小社所有の最新情報に基づいて、2年ぶりに刷新したデータ集です。既存施設の老朽化対策等として平成5年度から全国で行われてきた機能強化対策事業についても、計画概要や事業内容を網羅。さらに、全国都道府県、事業着手済み市町村の農業集落排水担当セクションなどの情報も合わせて紹介しています。
→詳細はこちら


令和6年2月1日発刊
元気が出る下水道 増田 隆司 著

~みんなに知ってもらいたい下水道の「楽・役・魅力」~


法律・財政からアセットマネジメント、PPP/PFIまで、国土交通省OBの著者が熱量を込めて下水道事業の本質を解説。実務経験者はもちろん、これから下水道の世界に足を踏み入れる若手や学生まで、すべての関係者に役立つ情報が一冊に。独自のデータ分析や著者の行政経験を交えたコラムなども充実。
→詳細はこちら


令和5年6月1日発刊
下水道イノベーションセミナー@本郷 講演集
東京大学 下水道システムイノベーション研究室
滝沢 智・加藤 裕之 編著


東京大学下水道システムイノベーション研修室が主催し、毎回多くの聴講者を集める「下水道イノベーションセミナー@本郷」。2020年12月開催の第1回から2022年10月開催の第5回までの講演内容を1冊にまとめました。異分野を含めた、産、官、学の各界を代表する14名の講師がそれぞれの立場から下水道と社会の未来を語ります。
→詳細はこちら



■定期刊行物のご案内
下水道情報 集落排水情報 環境施設

国土交通省の上下水道事業をはじめ国の水環境保全に関する施策や地域のプロジェクト動向を総合的に報じる専門誌です。

→詳細はこちら
→既刊号目次

各種集落排水事業や浄化槽など農山漁村の水環境整備と、地域資源循環を追う、下水道情報の姉妹誌です。
【平成26年6月24日をもって刊行を終了し、「上下水道情報」に併合いたしました】

→詳細はこちら
→既刊号目次

一般・産業廃棄物、バイオマス、再生可能エネルギーなどの環境関連施策・技術を対象とした季刊雑誌です。

→詳細はこちら
→既刊号目次



■ヘッドライン

令和8年度上下水道関係予算概算要求
管路更新とリダンダンシー確保の支援強化 経営広域化の新規施策も


国土交通省は8月26日、令和8年度予算概算要求の内容を明らかにした。上下水道関係の要求額は、交付金が対前年度比1.20倍の1兆6046億8900万円(国費、以下同じ)、個別補助金が同1.20倍の1660億5200万円。埼玉県八潮市の道路陥没事故などを踏まえ上下水道管路の更新とリダンダンシー確保に向けた支援を強化させるほか、経営広域化の推進にかかる新規施策などを用意した。

 第2028号(令和7年9月9日発行)「クローズ・アップ」より抜粋

データ特集-
農業集落排水 令和5年度現在の施設概況と維持管理費
総務省まとめ 全873事業が維持管理に605億円の経費支出

令和5年度の地方公営企業決算の取りまとめにあたり、総務省が全国の地方公営企業(上下水道、交通、病院、電気、ガスなど)から収集した5年度末現在の詳細データの中から、農業集落排水施設の整備現況(管路延長、ポンプ場数、処理場数など)や処理実績(汚水処理、汚泥処分)、施設の維持管理に要した費用(管渠費、ポンプ場費、処理場費など)に関する項目を紹介する。本紙2024号で一部既報のとおり、農業集落排水施設に係る5年度の地方公営企業数は887事業であり、ここから建設中などを除いた、供用開始済み施設を有する873事業が対象。

 第2028号(令和7年9月9日発行)「集落排水・浄化槽」より抜粋

就任インタビュー-
国土交通省 上下水道審議官

石井 宏幸

7月1日付で国土交通省の上下水道審議官に就任した石井宏幸氏に、就任にあたっての抱負や特に注力したい施策などを聞いた。

 第2027号(令和7年8月12日発行)「巻頭企画」より抜粋

データ特集-
農業集落排水 市町村別水洗化人口・水洗化率
供用済み873事業の施設利用状況 令和5年度現在

総務省が全国の地方公営企業(上下水道、交通、病院、電気、ガスなど)に関して収集した令和5年度現在の詳細データをもとに、農業集落排水施設による市町村ごとの水洗化状況(水洗化人口、水洗化率)を取りまとめた。対象は、農業集落排水施設に係る地方公営企業887事業(市町村)のうち、供用開始済み区域を有する全873事業。調査結果によると、令和5年度現在で供用中の農業集落排水施設による全国の「処理区域内人口」は281万4521人。このうち、実際に水洗便所を宅内に設置して汚水を衛生的に処理している「水洗化人口」(現在水洗便所設置済み人口)は246万3699人。このため、処理区域内人口に占める水洗化人口の割合「水洗化率」は87.5%という計算となる。

 第2027号(令和7年8月12日発行)「集落排水・浄化槽」より抜粋

本紙調べ 下水道管路の全国特別重点調査にかかる発注状況

埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受けて国交省が全国の自治体に要請している「下水道管路の全国特別重点調査」。本紙はこのほど、6月末現在までの同調査にかかる業務委託の発注状況を調べ、一覧表に整理した。関連業務の入札公告が行われているのは116 件で、このうち92 件で委託先の業者が決まっている。調査の対象は口径2メートル以上かつ布設後30 年以上の下水道管路。このうち、①八潮市の事故現場と類似の構造・地盤条件の箇所、②管路の腐食しやすい箇所、③陥没履歴があり交通への影響が大きい箇所、などに該当する箇所は「優先実施箇所」として今年の夏ごろまでに、それ以外は令和7年度中の調査完了を求めている。同省によると、対象となる自治体は約500、延長で約5000km、うち優先実施箇所を含む自治体は約100、延長で約1000kmを見込んでいる。

 第2025号(令和7年7月8日発行)「クローズ・アップ」より抜粋

JS 令和6年度機械・電気設備工事の業者別受注高ランキング
【機械】1位 フソウ、2位 石垣、3位 住友重機械エンバイロメント
【電気】1位 明電舎、2位 東芝プラントシステム、3位 メタウォーター

日本下水道事業団(JS)が発注した令和6年度機械・電気設備工事の契約結果を本紙独自に集計し、業者別の受注高ランキング形式でまとめた。機械設備部門では、12 件・55 億5200 万円を受注したフソウが第1位。第2位は9件・44 億5230 万円を受注した石垣、第3位は10 件・32 億1940 万円を受注した住友重機械エンバイロメントだった。電気設備部門では、12 件・52 億4300 万円を受注した明電舎が第1位。第2位は16 件・49 億530 万円を受注した東芝プラントシステム、第3位は13 件・48 億9500 万円を受注したメタウォーターだった。機械・電気設備工事の総契約額は906 億9923 万円(306 件)で、前年度の858 億9841 万円(357 件)に比べ5.6%の増加。内訳は機械設備が対前年度比8.9%減の491 億9315 万円(142 件)、電気設備が対前年度比30.1%増の415 億608 万円(164 件)だった。

 第2024号(令和7年6月10日発行)「巻頭企画」より抜粋

FOCUS-
農業集落排水 水洗化率87.5%、経費回収率56.9%
総務省「令和5年度下水道事業経営指標・使用料の概要」より

農業集落排水施設の処理区域内に住む100人のうち、実際に水洗便所を設置し汚水処理を行っている人口は約88人。汚水1m3あたりの使用料として約154円を徴収し、約271円をかけて処理している――。こんな集排事業経営の平均像が、総務省が先ごろ取りまとめた「令和5年度下水道事業経営指標・下水道使用料の概要」により明らかになった。同資料は、令和5年度地方公営企業決算状況調査のデータをもとに、下水道事業(農業・漁業・林業集落排水などを含む)の経営状況や使用料設定の実態を集大成したもの。この資料の中から農業集落排水事業に関するデータ・記述を抜粋し、概要を紹介する。

 第2024号(令和7年6月10日発行)「集落排水・浄化槽」より抜粋


■最新コラム

流域下水道は「地下に潜む手負いの龍」との指摘
◇水ジャーナリスト、橋本淳司氏の「流域下水道はその存在すら忘れられ、老朽化と管理の難しさから地下に潜む“手負いの龍”になりつつある」との指摘は傾聴に値する。わが社も25年前に「流域下水道総覧」を発行したのを最後に、その後は施設の概成や読者の関心度の低さから再版を先送りしてきた。下水道施設は一度造れば、設備の更新が必要なくらいで躯体は壊れない、100年くらいは大丈夫といった認識があったように思う。それを打ち砕いたのが中川流域下水道で起きた下水道管の破損(築42年)による大規模な道路陥没事故だった。地下深くに埋設されて、大量の汚水が絶え間なく流れる大口径の下水道管は、管を検査すること自体、極めて難しい。800mm以上の下水道管は人が入り、潜行目視するのが基本になっている。水位が高いと管内に入れないため、まともな検査ができない。流域下水道を例に挙げると、供用開始から30年以上経過している処理区の数は全体の70%以上に達し、40年以上経過しているのも30%を上回っている。そうした現状から、管路の検査技術の開発や大口径管の流入水を抜いて検査のできる仕組みづくりが喫緊の課題になる。国は二条化・複線化や連携管への支援を概算要求で掲げたが、現状を放置しておけば“手負いの龍”が暴れ出すことにもなりかねない。(S)

 第2028号(令和7年9月9日発行)「取材NOTEから」より
→「取材NOTEから」バックナンバー(平成21年8月25日以降)はこちら




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▼埼玉県 陥没の要因は下水管腐食 原因究明委が中間報告
▼山形県酒田市 下水・集排を対象にW-PPPの導入を検討
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KTJ-NET
「地図・施設情報システム」
紹介動画を作成しました!


2021年7月、浄水場データを新たに加えて大幅リニューアル。合計5,800施設(下水処理場、下水道ポンプ場、浄水場、膜処理浄水場)の詳細な施設情報と地図による位置情報、工事・業務委託等の契約情報が一体化したKTJ-NET「地図・施設情報システム」の機能や操作方法を約5分間の動画でわかりやすくご紹介します。








KTJ-NET
「上下水道入札情報システム」
紹介動画を作成しました!


地方自治体、日本下水道事業団、水道企業団、国等が発注する上下水道関連の入札情報(入札公告・入札結果)をインターネット上から独自の手法で収集、データベース化してスピーディにお届けするKTJ-NET「上下水道入札情報配信システム」の機能や操作方法を約5分間の動画でわかりやすくご紹介します。







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